いつだって一寸先は闇

をたくの備忘録です。

久しぶりに会った安西くん

8ヶ月ぶりに安西くんの芝居を見に行った。

 

久しぶりであることに加え、会場が劇場でなかったり、人生で初めて友人を招待したりと、今までの観劇とは少し違った要素が多くあったために、なんだかいつになく緊張して銀座駅に降り立った。

 

久々に安西くんを目にして、思い出したことが沢山ある。

 

安西くんの芝居を見ると、なんだか幸せな気持ちになること。

安西くんの眼差しは情熱に満ちていること。

安西くんの瞳はいつもキラキラしていること。

横顔の骨格のラインがとっても綺麗なこと。

ついでに、去年の秋のイベント開始前にトイレの前で遭遇して気まずかったことも思い出した。

 

半年以上ぶりに見たからか、初めて気づいたこともある。

 

表情が、声が、息が、背中が、全てが優しいこと。

 

今まで全然気づかなかった。でも、登場した瞬間に「あぁ、この人はなんて優しい人なんだろう。」と、強く思った。なぜだかよくわからない。わからないけれど、その「優しさ」に惹かれていつも劇場に行くのかも知れないなあと、ぼんやり感じた。

 

もう1点、印象的だったことを記録しておきたい。

いつもどれだけ情熱的な演技をしても、カーテンコールでは真顔なことがほとんどであると記憶していた。しかしながら、この日は顔が少し紅潮していて、少し涙を浮かべているように見えた。

具体的に何を感じていたかはまったくわからないけれど、私が色々なことを感じて心揺さぶられたように、安西くんも何かが心に響いたのではないかと思う。

 

そう考えると、8ヶ月という期間が私たちにもたらしてくれたものの中に、意味を見出せるような気がする。